3兆6881億元規模のシェアリングエコノミー①9.2%の高い伸び率

中国網日本語版  |  2022-02-25

3兆6881億元規模のシェアリングエコノミー①9.2%の高い伸び率。

タグ:シェアリングエコノミー 

発信時間:2022-02-25 11:20:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家情報センターが22日に発表した「中国シェアリングエコノミー発展報告書」(以下「報告書」)によると、中国の昨年のシェアリングエコノミー市場の取引規模は前年比約9.2%増の約3兆6881億元で、伸び率が前年より大幅に上昇した。

 

 国家情報センターが中国のシェアリングエコノミー発展について系統的なデータを示したのは今回で7回目。報告書は、感染症、監督管理政策、企業上場、資本市場の情勢など数多くの影響により、主要分野のシェアリングエコノミー市場の構造再構築が昨年、加速したとの見方を示した。

 

 (一)高成長

 

 9.2%の伸び率、発展の強靭性と活力を示す

 

 過去の報告書を整理し、規模拡大の流れを見ると、シェアリングエコノミーはすでに6年連続で同期の国民経済を上回っている。

 

 データによると、シェアリングエコノミーの前年同期比の成長率は、2016年が106%、17年が47.2%、18年が41.6%、19年が11.6%、20年が2.9%となっている。中央財経大学中国インターネット経済研究院の孫宝文院長はこれについて、「全体的に見ると、シェアリングエコノミーは早期の荒削りな発展を経て、徐々に理性を取り戻している。持続的に同期の国民経済を上回っていることは、そのデジタル経済の典型的な代表格としての活力を示した」と述べた。

 

 発展の流れを見ると、交通・移動について、昨年のオンライン配車乗客数がタクシー全体の乗客数に占める割合は約31.9%で、前年より2ポイント低下した。感染症による市場の需要への影響のほか、監督管理の強化が低下の主因になった。生活サービスについて、フードデリバリー、家事代行予約、生鮮食品ECなどのオンラインサービスが急成長した。プラットフォーム予約、サービス購入が徐々に、人々の日常的な消費の主要方法になっている。報告書の計算によると、フードデリバリーの売上が昨年、全国の飲食業売上に占めた割合は約21.4%で、前年比で4.5ポイント増となった。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月25日

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