「浪潮情報エコパートナー会議2022」が17日、オンライン開催された。浪潮情報、国際データ公司(IDC)、清華大学は会議で、「世界計算力指数評価報告書2021−22」を共同発表した。その計算力指数国家ランキングによると、米国と中国がぞれぞれ77点と70点で1位と2位になり、共にリード役になっている。中国新聞社が伝えた。
今回の世界計算力指数に関する研究は、六大陸の15カ国を対象とした。うち先進国は米国、カナダ、日本、韓国、豪州、英国、フランス、ドイツ、イタリア。開発途上国は中国、インド、マレーシア、ブラジル、ロシア、南アフリカ。
同報告書によると、国家計算力指数はGDPの流れと顕著な正の相関関係を示した。評価結果によると、15の重点国の計算力指数が平均1点上がると、国のデジタル経済とGDPがそれぞれ3.5‰、1.8‰成長する。この流れは2021−25年の間に維持される見通しだ。
15カ国を総合して見ると、AI(人工知能)計算力への支出が計算力への支出全体に占める割合は2016年の9%から12%に上がっており、25年には25%に達する見通しだ。うち中国のAI計算力発展は世界をリードしており、AIサーバーの支出規模が44.5%と大幅に増加し、そして初めて米国を抜き世界一になった。過去5年間における15カ国のAI計算力支出の増加のうち中国が60%近くを占めた。
清華大学世界産業研究院の李東紅副院長は、「研究を見ると、計算力は発展において倍増効果を発揮でき、デジタルと実体の融合を力強く促進し、活性化させる役割を果たすことが分かる。質の高い発展の段階においても重要な役割を担う」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月20日