米テスラがドイツの首都ベルリン近郊に置くギガファクトリーが22日に正式に生産開始し、第1陣となる30台の新車を交付した。これはテスラにとって欧州初、世界4軒目のギガファクトリーだ。
現地メディアの報道によると、テスラのギガファクトリーはベルリン郊外のグリューンハイデに位置する。敷地面積は22万7000平方メートルで、投資額は50億ユーロ。プロジェクト1期の年間生産台数は50万台の見込みで、1万2000人の雇用を創出する。同社は、さらに多くの生産ラインを建設中と発表した。
ドイツのショルツ首相は同日のイベントに出席した際に、「電気自動車は未来の交通を作る。新技術がもたらす進歩により、新たな雇用機会を創出する」と述べた。
テスラのイーロン・マスクCEOは同日、購入者に新車を交付した。「世界は太陽光、風力、蓄電池、電気自動車の組み合わせにより、持続可能なエネルギーの未来を迎えるはずだ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月24日