経済 >
新型コロナウイルスや地域の衝突などの影響を受け、世界の大口商品価格が続騰している。中国の食糧、油、肉、卵、乳製品、野菜、果物などの重要民生商品の供給不足を懸念する声もある。複数の業界専門家は、中国の重要民生商品は供給量が十分で価格が安定しており、各種消費市場は各種リスク及び挑戦に対応する能力があるとの見方を示した。
中国農業科学院農業経済・発展研究所産業室主任で研究員の鐘鈺氏は、「中国の食糧安全は保障されている」と述べた。
国際市場の食糧価格は今年、大きく変動している。各国は続々と小麦の輸出規制を発表しており、国際小麦価格をさらに押し上げている。国際市場と比べると、中国の食糧価格の伸びは緩やかだ。鐘氏は、「中国の食糧価格の伸びが国際市場より緩やかなのは、中国の食糧自給率が全体的に95％以上を保っているからだ。一部の食糧を輸入する必要があるが、これは供給不足のためではなく品種を調節するためだ」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年3月30日
|
|
 |
