国鉄集団がこのほど発表したデータによると、第1四半期の国の鉄道貨物輸送量は前年同期比2587万トン増(2.8%増)の9億4800万トンにのぼり、2.1%という通年の目標値を上回った。
感染症の影響を受け、国際航空輸送及び海運が大きな衝撃を受けている。輸送力が弱まり、輸送コストが大幅に増加し、激しく変動している。鉄道部門は西部陸海新通道、中国ラオス鉄道、中欧班列などの越境貨物列車ルートの力を十分に発揮し、世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定維持に積極的に貢献した。
中国ラオス鉄道の開通・営業から4カ月となる4月3日までに、貨物列車が累計2023本運行し、131万トンの貨物を輸送している。うち越境貨物列車は427本で、31万トン超の貨物を輸送。
第1四半期の中欧班列の運行本数は前年同期比7%増の3630本で、9%増の35万TEUの貨物を輸送した。鉄道部門は中欧班列の輸送の需要が旺盛というチャンスをつかみ、その運行に全力で取り組み、国内・国際の双循環を形成している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月8日