8ヶ月の時を隔てて、ゲーム業界は再び「ゲームの版号」の発行という朗報を聞くことになった。
いわゆる「ゲームの版号」とは、オンラインゲームのリリースにあたっての許認可番号を指す。企業はオンラインゲームのリリースに先だち、所在地の省・自治区・直轄市のリリースを扱う行政主管当局に申請を提出し、審査認可を受けた後、国家新聞出版署に報告すると、「認可番号」と「オンラインゲームの国際規格コード(ISBN)」を取得することができる。
11日夜、同署はサイトを通じて、2022年4月に国産オンラインゲームの許認可情報を発表。計45種類のゲームが版号を取得し、このうちスマートフォンゲームが39種類、コンピューターゲームが5種類、ゲーム機用ゲームが1種類だったことを明らかにした。
同署の公告によると、心動網絡、遊族網絡、中青宝、西山居、吉比特傘下の雷霆網絡、百度(バイドゥ)などの企業が版号を取得したという。
こうした報道の影響により、中国概念株のゲーム関連銘柄は米国の株式市場が取引を開始すると全体の流れに逆らって大幅に上昇した。取引を終える頃には、bilibili(ビリビリ)の株価が7%以上上昇したほか、網易、斗魚は2%以上上昇、虎牙は1%以上上昇となり、騰訊(テンセント)持株(ADR)も小幅に上昇した。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年4月12日