昨年12月3日から現在までの中国ラオス鉄道開通・運営5カ月に渡り、昆明税関は中国ラオス鉄道国際貨物列車を441往復(882本)監督管理し、検査の上通過させている。貨物輸送量は46万1500トン、価値にして50億4300万元。うち輸出は15万2600トン(37億3300万元)、輸入は30万8900トン(13億1000万元)。
鉄道高速通過モデルは、税関総署が域内区間鉄道輸出入貨物税関移転運送の通行効率と利便性を高めるため、鉄道輸送コンテナ貨物向けに打ち出した画期的な監督管理作業モデルだ。口岸地で検疫を行う必要がなく、かつ税関移転業務を禁止・規制されていない貨物を対象に、条件を満たす鉄道運営企業は自身の需要に基づき高速通過業務を申請できる。出入境鉄道列車責任者が規定に基づき税関に鉄道積荷目録電子データを伝送し、税関がこれに基づき審査し、通過を許可することで、鉄道列車輸出入貨物の税関移転運送の監督管理を実現する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月5日