今年1−4月の全国の実行ベース外資導入額は前年同期比20.5%増の4786億1000万元で、新規契約ベース外資導入額1億ドル以上の大型プロジェクトは185件(1日平均1.5件)だった。今年1−4月の中国の実行ベース外資導入額(米ドル換算)は前年同期比26.1%増の744億7000万ドル(銀行・証券・保険分野を除く)。これは昨年1−4月の38.6%という高い基準と比べての、さらなる2桁台の伸び率だ。商務部の束珏婷報道官が12日の商務部オンライン定例会見で説明した。
データによると、ハイテク産業の外資導入が強いけん引力を発揮した。1−4月は前年同期比45.6%増で、平均の伸び率を25.1ポイント上回った。うちハイテク製造業は36.7%増、ハイテクサービス業は48.3%増、情報サービス業は69.7%増、研究開発・設計サービス業は60.4%増、電子及び通信機器製造業は45.3%増。
大型プロジェクトの安定は、中国の今年の外資導入の大きな特徴だ。各地は感染症の影響を克服するため努力し、外資企業誘致と外資導入を積極的に展開した。ドイツのフォルクスワーゲン、韓国のポスコ、米国のコストコ、日本の日立などのグローバル企業の対中投資大型プロジェクトは投資実行状況が良好で、中国の外資導入の急増を力強くけん引した。
業界別に見ると、中国のサービス業の実行ベース外資導入額は前年同期比12.5%増。国別に見ると、韓国の実行ベース対中投資額は76.3%増、米国は53.2%増、ドイツは80.4%増(自由港経由の投資データを含む)。地域別に見ると、中国の東部地区の実行ベース外資導入額は前年同期比18.7%増、中部は43.7%増、西部は26.9%増。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月13日