米国の「競争力強化法案」、国の私利により世界の発展を妨害

中国網日本語版  |  2022-05-19

米国の「競争力強化法案」、国の私利により世界の発展を妨害。

タグ:競争

発信時間:2022-05-19 14:02:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米上院で先ほど、賛成68、反対28で上院版の「競争力強化法案」が可決された。この2375ページに及ぶ法案の内容には、半導体などのハイテク分野への1000億ドル超の投資が含まれる。これは中国を「戦略的競争者」とし、米国の経済、国家安全、外交の競争力を高めることを目的としている。これは世界各国から注目され、議論を呼んでいる。


 米国は政治と安全の手段によりグローバルな分業構造を再構築しようとしているが、これは世界のサプライチェーンの安定性に大きな衝撃を及ぼす。周知の通り、世界のサプライチェーンがすでに形成している「カリフォルニアで設計し、中国で組み立てる」という国際分業構造は、市場競争の環境において自ずと形成されたものだ。国の大規模な政策の干渉により、米国のハイテク技術及び製造業におけるグローバルな分業と競争の流れを変えられるかは未知数だが、現在の世界のハイテク製品サプライチェーン及び国際技術協力の信頼の基礎を大きく破壊することになる。これによって製品技術の進歩とイノベーションが遅れ、世界の経済成長及び社会の発展に悪影響が及ぶ。この破壊的な影響の根源は、米国が技術の優位性を得る手段を商業から安全に切り替え、ゼロサムの現実主義的な考え方を貫き、中国の技術発展と国力の増強を米国の国家安全の脅威・破壊とし、狭隘な国の私利により世界の発展を妨げることにある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月19日

 

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