中国民用航空局が公式サイトで発表した2021年民用航空業界の成長統計報告によりますと、暫定的な統計では、業界全体の2021年の累計営業収入が前年比21.5%増の7529億2000万元(約14 兆円)となり、赤字は前年より187億1000万元(約3560億円)減少し842億5000万元(約1兆6000億円)でした。
その内、航空会社の営業収入は前年比13.3%増の4245億1000万元(約8兆円)で、赤字は前年より149億2000万元(約2839億円)減少し、670億9000万元(約1兆2778億円)でした。また、空港の営業収入は前年より7.9%増えて944億1000万元(約1兆8000億円)となり、赤字は前年より14億1000万元(約268億円)減少し246億2000万元(約4685億円)でした。
また、暫定統計では、2021年の業界全体の1トンキロあたりの輸送収入水準は前年より0.27元(約5円)増えて4.55元(約89円)/トンキロでした。そのうち、顧客輸送の収入水準は前年より1トンキロあたり0.33元(約6円)増え、5.28元(約100円)/トンキロで、貨物輸送の収入水準は前年より1トンキロあたり0.33元(約6円)増え、3.05元(約58円)/トンキロでした。
暫定統計では、2021年、民用航空業界全体の納税額は前年より15億3000万元(約291億円)減少し、236億9000万元(約4512億円)でした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年5月22日