中国では、全国の市場主体(事業者)の数が1億5000万を超え、そのうち個人事業者は1億を突破したということです。これは、国家市場監督管理総局の蒲淳副局長が、20日に行われた中国共産党中央宣伝部主催の「中国のこの10年間」をテーマとする記者会見で明らかにしたものです。
蒲副局長は、「今後は消費者の権益保護を強化し、国民の福祉増進を市場監督管理の出発点および立脚点とし、重点分野における全過程の監督管理を強化していく。食品と薬品の安全情勢を向上させ、コロナワクチンや感染症の予防と抑制に関する商品の価格の監督管理を強化し、感染症対策の実施を全力でサポートする。また、消費者からのクレームや陳情のルートを整え、日常生活の細かいところまで気を配り、内需拡大に取り組みながら安心・安全な市場環境を整備していく」と述べました。(Lin、謙)
「中国国際放送局 日本語版」より 2022年5月21日