データによると、今年4月には、中国の輸送サービス輸出入額が1600億元(1元は約19.4円で、約3.1兆円)を超え、中国のサービス貿易の中で輸送サービスがトップの分野になったという。中央テレビ網が伝えた。
現在、成都双流国際空港が運営する国際定期貨物路線は15本ある。厦門(アモイ)港海天埠頭はこのほど、ベトナム・ホーチミン市と厦門を直接結ぶ対外貿易の航路を新たに開通し、同埠頭と地域的な包括的経済連携(RCEP)協定加盟国とを結ぶ54本目の航路にもなった。また、国際定期貨物列車「中欧班列」は24ヶ月連続して月間運行本数が1千本を超え、主要路線の輸送時間が15日前後に抑えられた。中国ラオス鉄道が昨年末に開通してから、国境を越えた貨物輸送の累計輸送量は50万トンを超え、業務の範囲はラオス、マレーシア、シンガポールなど10数ヶ国・地域をカバーした。
中国商務部(省)の専門家は、「中国内外での新型コロナウイルス感染症の深刻な打撃を受けながら、中国の輸送物流サービス貿易は急速な成長傾向を保ち続け、今や中国のサービス貿易でトップの分野に成長し、サービス貿易総額に占める割合は40%に迫り、グローバル物流のスムーズな流れと国際産業チェーン・サプライチェーンの安全・安定を保障するために、重要な貢献をした」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月3日