中国では2012年から2022年の10年間に、収入と生活水準の向上に伴い住民の消費能力も大幅に伸びました。2021年の中国の社会消費財小売総額は2012年の2.1倍に相当する44兆1000億元(約856兆円)に達しました。1年当たりの成長率は平均で8.8%でした。消費は長年にわたり、経済成長を最も力強く牽引(けんいん)しつづけています。
この10年には、通信販売や越境EC、モバイル決済などの新たな状況が次々に登場しました。従来型の商業企業もデジタル化・スマート化改造を加速し、そのことがオンライン・オフライン消費の融合が加速し、経済成長の重要なエンジンとなっただけでなく、中国の庶民の日常生活も大きく変わりました。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月3日