清明節やメーデーなどの重要時期の公開延期後、端午の節句に伴う3連休中(6月3−5日)の映画興行収入が市場に希望をもたらした。灯塔数据によると、3連休中の興行収入は1億7800万元で、全国の映画館の営業率も大幅に上がった。メーデー連休中の冷え込みと比べると、映画市場が急速に回復していることが分かる。
端午の節句の映画市場はまた、夏休み枠の始まりという特殊な戦略的地位を占めている。端午の節句の回復により、業界は夏休み枠に一定の自信を持っている。猫眼専業版のデータによると、6月4日までの今年の夏休み枠(前売りを含む)の興行収入はすでに2億元を突破している。
夏休み枠は通常6月から8月末まで続き、主に学生をターゲットとする。灯塔数据によると、現在まで6月と7月に公開を予定しているのは27作品。
感染拡大の効果的な封じ込めに伴い、市場に戻る映画館も増えている。6月6日より、北京市は要求を満たす映画館に対して収容率75%までの開放を認めている。これが映画市場にさらに活気をもたらすことは間違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月6日