呉淞江整備プロジェクト江蘇区間が5月16日に、福建省木蘭渓下流水生態修復治理プロジェクトが5月19日に、広西大藤峡水利中枢灌漑区プロジェクトが6月6日に着工された。水利部が10日に開いた記者会見で、同部の魏山忠副部長は1―5月の水利建設の進捗状況について説明を行った。
魏山忠副部長によると、今年1―5月期に、全国の水利建設は全面的にスピードアップし、大きな成果を収めた。プロジェクト着工の推進状況では、新規着工水利プロジェクトが1万644件に達し、これらプロジェクトの投資規模は4144億元に上った。そのうち、投資規模が1億元を超えるプロジェクトは6096件となった。
プロえジェクト建設加速化の状況は次のようになっている。陝西省における漢江から渭河への導水プロジェクトの秦嶺送水トンネルが全面貫通した。雲南省における雲南省中部導水プロジェクトの送水路掘削工事はすでに438キロ完了し、工期が半年短縮された。安徽省における長江から淮河への導水プロジェクトの主体工事の投資は9割近く完了し、9月末に試験的に通水する見込みだ。また、危険ダム3500カ所の修復と補強が実施され、中小河川2300キロ以上が整備された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月13日