全般的に見ると、年内の中国の公募ファンドの発行に3つの新しい特徴がある。
1つめは、新ファンドの発行が明らかに冷え込んでいることだ。統計によると、今年に入ってから(6月23日現在、以下同じ)、公募市場で合計で666本のファンドが新設され、その資金調達総額は6098億1500万元で、前年同期と比べると、新設ファンド数と資金調達規模はそれぞれ15%、60%減少した。
2つめは、権益類ファンドの発行が明らかに冷え込んでいることだ。債券型ファンドがファンド会社の主力商品となり、新たに設立された債券型ファンドの資金調達額はすでに3823億元に達し、全体の6割超を占めている。
3つめは、同業預金指数ファンドと保有期間限定ファンドが発行市場で頭角を現し、多くのファンド会社の新商品となったことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月24日