中国国際貿易促進委員会は29日、「2022年第2四半期中国貿易情勢調査研究報告書」を発表した。報告書によると、感染対策と経済・社会発展の効率的な同時進行に伴い、安定成長の政策・措置の効果が徐々に顕在化している。中国の第2四半期の貿易には積極的な変化が見られた。
貿易会社の経営状況がやや好転した。調査研究企業のうち、貿易額が前四半期比で増加は25.43%、利益が前四半期比で増加は19.98%。専用設備製造、自動車、コンピュータ通信及びその他の電子機器、医薬品製造などの高付加価値業界の輸出の利益が第1四半期を上回った。新規受注が第1四半期より増加は22.65%、受注増加状況は第1四半期と同等は30.43%。また、中東、日本、韓国、アフリカなどの国及び地域からの新規受注が占める割合が上がり、新規受注がより多元化し、貿易のリスク対応能力がさらに上がった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月30日