商務部などの中国政府17部門はこのほど、6方面・12件の措置を含む「自動車流通の活性化、自動車消費の拡大の若干の措置に関する通知」を通達した。商務部の盛秋平副部長は7日、国務院新聞弁公室の定例会見にて、「感染拡大の効果的な封じ込めと各種政策措置の奏効に伴い、自動車消費は下半期に高い成長率を実現し、マクロ経済の基礎安定に向け積極的な力を発揮する見込みだ」と述べた。
今年に入り散発的な感染拡大などの影響により、中国の自動車市場が圧力を受け、自動車消費が大きく冷え込んでいる。「若干の措置」は、国務院の「経済を着実に安定させる包括的政策措置」における自動車消費の安定的な増加に関する政策措置を細分化し、実行するものだ。同時に中古車市場の「分散的で小規模」、取引登録の最適化の遅れや、新エネ車市場の地方保護の存在、自動車の充電の低い利便性といった問題に焦点を絞りより多くの力強い措置を打ち出し、自動車市場の潜在力の放出をさらに促進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月11日