国務院新型コロナウイルス感染症対策共同予防抑制メカニズムはこのほど、「輸入品の新型コロナウイルス感染対策のさらなる最適化に関する通知」を通達した。各地の共同予防抑制メカニズムに対して、国務院共同予防抑制メカニズムの関連文書の要求を厳守し非コールドチェーン輸入品の感染対策を徹底するよう求め、独自の非コールドチェーン輸入品の厳しい管理・制御措置を講じてはならないとした。
通知によると、非コールドチェーン輸入品とは輸送温度が10度以上の輸入品を指す。最新の研究結果によると、常温条件下の新型コロナウイルスは、大半の物品の表面で生存を維持する時間が短く、1日で不活性化する。
通知は、危険化学品、生きた動物、飼料、飼料添加物、果物、野菜、精密機器などの包装がない、もしくは包装していても消毒液が内部に浸透しやすい物品について、新型コロナウイルスのPCR検査と予防目的の消毒を実施せず、地方共同予防抑制メカニズムが状況に応じ適切な手段で処置することを明確にした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月13日