福州市で開かれた第5回デジタル中国建設サミットにおいて、展示ホール内の多くの先端テクノロジーの成果がデジタル農村建設に焦点を絞り、デジタル技術による農村生活への「点灯」を示した。
1台の設備で20万羽の鶏を管理できる。鶏卵管理ロボットが本サミットでお披露目された。高さは3メートル余りで、毎秒0.2メートルのペースで歩行する。定期的に鶏舎を見回り、アルゴリズムモデルにより鶏の形態を識別し、死んだ鶏や産卵しなくなった鶏などを発見する。福建光陽蛋業股份有限公司の余劼会長によると、飼育員は現在リモートで鶏舎の気温、湿度、日照、匂いなどのデータを観測できる。
サミット成果展において、網龍網絡公司による「バーチャル実験」を試そうと多くの子供が集まった。マウスを使い試薬と実験設備を移動すると、各種実験プロセス及び現象がディスプレイに表示された。
網龍網絡公司の熊立CEOは、「このバーチャル実験は人工知能や仮想現実などの先端テクノロジーを融合させている。現在すでに1万校以上をカバーしており、その多くが過疎地にある。学生はより便利かつ効率的に科学知識を学べる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月25日