中国黄金協会が27日に発表したデータによりますと、今年上半期の国内の金の生産量は前年同期比14.36%上昇したものの、消費量は前年同期よりやや低下しました。
同協会のデータによりますと、今年上半期の金の生産量は前年同期比14.36%増の174.687トンでした。コロナ禍の影響を受けていた主要産地での生産が回復したことが生産量上昇の主な原因とみられています。また、大手金生産企業の海外事業が拡大し、海外での金生産量が大幅に増えたことも理由に挙げられています。
一方で消費量の方は、各地での新型コロナ感染再拡大(リバウンド)を受けており、上半期は476.82トンとなって前年同期比12.84%減少しました。
データによりますと、上半期の上海黄金取引所の金の累計取引量は1万9300トンで、前年同期比4.54%増えました。また、上海先物取引所の金の累計取引量は4万4400トンで、前年同期比12.26%減少しています。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月30日