福建省福州市で開催された第5回デジタル中国建設サミットが7月24日に閉幕した。デジタル中国建設サミットのプラットフォームは5年にわたって大きな作用をもたらし、デジタル中国の発展における風向計の一つとなった。
情報化によって新しい成長エネルギーが育まれ、新しい成長エネルギーを使って新たな発展が進んだ。サミットで「デジタル」の脈動は中国発展の新しい成長エネルギーと新しい景観を世界に示した。
拡大・重畳・倍増 デジタルとリアルの融合が加速
デジタル中国建設サミットの会場では至る所に「デジタル」の脈動が感じられた。デジタル消費、スマートマニュファクチャリング、無人運転などのデジタル関連技術、製品、アプリケーションの改良が進み、デジタルと産業の融合が加速している。
サミットでは騰訊(テンセント)の「WeMake」という工業インターネットプラットフォームに多くの来場者が注目した。同社の責任者は、「研究、生産、供給、販売、サービス」などの各段階でWeMakeが26業種にわたる42万社のメーカーにサービスを提供し、4900本以上の工業用APPを開放、接続機器は297万台、アクティブ開発者は7万4000人に上ると紹介した。
「我々は、精密で複雑な部品ソリューションを提供する『富馳高科』と共に低コストのフォトメトリックステレオイメージング・ソリューションを設計し、工業用品質検査一体機のスマート化を実現した」。騰訊の責任者によると、同機の品質検査効率は手作業の10倍で、生産ラインにかける労働力を95%削減することができるという。