今年上半期、中国全国の鉄道では2043.5キロの新路線が開通し、鉄道沿線の観光事業をけん引しています。
上半期に全国の鉄道で運行開始した新路線は2043.5キロで、前の年の同じ時期に比べて905.5キロ増加しました。運行開始の新路線のうち、高速鉄道は995.9キロで、前の年の同じ時期に比べて490.9キロ増えました。上半期、全国の鉄道の旅客数は合わせて7億8724万人でした。
新路線が開通し、夏休みシーズンが始まると、沿線の観光地は次々と高速鉄道の看板を掲げ、観光客を呼び込んでいます。
三峡ダム区域初の高速鉄道である鄭渝(鄭州‐重慶間)高速鉄道の襄万(襄陽‐万州)区間の運行開始後、三峡ダム区域から重慶まではわずか2時間で到着します。
鄭渝高速鉄道開通の初めの1カ月、巫(ふ)山だけで観光客は延べ11万7300人に達し、このうち高速鉄道を利用した観光客は1/3を占めました。
北京豊台駅が6月に運行開始してから、夏期に山西省五台山などを訪れる観光客の数は明らかに増加していて、豊台駅からの旅客数は延べ61万9000人に達しています。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月31日