中国2隻目の国産大型客船の建造が8日、正式に始まった。この国産大型客船の建造は中国船舶集団上海外高橋造船有限公司が担当する。そのトン数と全長は現在のすべての空母を上回っている。
大型客船は一国の装備建造能力及び総合的な科学技術水準を直接反映する。大型客船の設計・建造の全力推進は、中国船舶工業のモデル転換・アップグレード、中国製造業の世界における影響力の拡大の象徴的な事業だ。中国1隻目の大型客船の建造は2019年10月18日に正式に始まり、実質的な建造段階に入った。同プロジェクトは現在、計画に基づき秩序正しく進められている。
2隻目の大型客船の建造も始まった。情報によると、2隻目の国産大型客船(H1509)の全長は1隻目(H1508)を17.4メートル上回る341メートルで、型幅は37.2メートル、トン数は約14万2000トン。設計上の喫水は8.17メートル、最大喫水は8.4メートルで、最大航行速度は時速22.7カイリ。客室は1隻目を19室上回る2144室。