国家統計局が15日に発表したデータによると、中国の主要経済指標が7月に安定成長を維持し、国民経済が回復の流れを維持した。
7月の一定規模以上工業の付加価値額、サービス業生産指数、貿易額、社会消費財小売総額、固定資産投資が前年同期比でいずれも成長を維持した。
工業生産が安定成長し、設備製造業とハイテク製造業が高い伸び率を示した。7月の全国の一定規模以上工業の付加価値額は前年同期比で3.8%増、前月比で0.1ポイント減だった。
物品貿易が高い伸び率を示し、貿易構造が持続的に改善された。中国の7月の物品貿易額は前年同月比16.6%増の3兆8064億元で、伸び率が前月を2.3ポイント上回った。
国際的な経済環境が複雑で厳しいが、中国の貿易は強靭性が高いという特徴が顕著だ。1−7月の物品貿易額は前年同期比10.4%増。中国は対外開放を積極的に拡大し、「一帯一路」の共同建設を推進し、自由貿易区の建設を急ぎ、貿易の新業態・新モデルを発展させ、貿易発展に新たな活力を注いでいる。
7月のサービス業生産指数は前年同月比で0.6%上昇し、前月比で0.7ポイント反落した。サービス業生産指数の反落は、不動産の低迷がサービス業生産指数を引き下げ、一部の接触が多く人が密集しやすいサービス業の伸び率がやや低下したためだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月16日