中国国家鉄路集団有限公司(以下「同社」)の発表によると、今月21日に中欧班列(西安〜ハンブルク)が西安国際港駅から出発したことで、中欧班列の年内の運行本数が昨年より10日早めに1万本に達した。年内の貨物輸送量は前年同期比5%増の97万2000TEUで、総合重箱率は98.4%。
同社の貨物輸送部責任者によると、同社は今年に入り中欧班列の高品質発展を積極的に促し、全天候型、大輸送量、グリーン・低炭素、円滑・安全の国際物流ルートを構築している。世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定と円滑を守り、「一帯一路」を高品質で共同建設するため力強い支えを提供した。
中欧班列の路線は現在82本にのぼり、欧州24カ国の200都市に乗り入れている。徐々に「点から線へ」「線から網へ」と移っており、輸送サービスネットワークが欧州全域をカバーしている。輸送貨物の品種には、衣料品、靴、帽子、自動車及び部品、食糧、木材などの53部類・5万種超が含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月22日