小さな物はAIスピーカーやスマートドアロック、大きい物はスマートキッチン、テレビ、エアコンなど、スマート家電が生活の各シーンをほぼカバーしており、人々の生活がスマート化に向かっている。若い世代が家電消費の主力軍になるにつれ、スマート家電とハイエンド家電の市場がさらに拡大した。中信証券研究部のデータによると、中国のスマート家電市場の過去5年の年平均成長率は18%で、規模が間もなく6000億元を突破する。
新たなトレンドを受け、各大手家電ブランドが市場の需要を見据え、全館スマートのシーン体験を積極的に構築している。例えば美的集団はこのほど「アクティブ」全館スマートソリューションを発表した。エアコンは赤外線センサーによってユーザーが運動中か座っているかを判断する。冷蔵庫は食品の鮮度を調べる。浄水器はエリアの水質を感知する。スマートキッチンは個人の健康と好みのデータにより献立を作る。
専門家は、全館スマートの目標は家電の相互接続を実現し、消費者がデジタル化・スマート化された生活を楽しめるようにすることだ。IoT(モノのインターネット)時代の到来に伴い、家電メーカーがスマートテクノロジーの応用により製品をスマート化・高度化させる、新たなグリーン・スマート家電普及のブームが到来している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月28日