水素自動車産業が再び有利な政策を迎えた。北京市経済・情報化局はこのほど、「水素エネルギー産業の発展の支持に関する北京市の若干の政策措置」を発表した。同局の責任者によると、北京は科学技術の研究開発及びイノベーションの支持、技術設備の産業化の支持、産業の革新的な発展の支持、インフラ建設の支持、実証及び普及の支持、標準体系の構築の支持、サービス体系の構築の支持の7方面の20件の措置を打ち出し、北京市の水素エネルギー産業の発展を後押しする。
実際に今年に入り、各地が水素エネルギー産業を支持する政策を打ち出している。うち上海市は、2025年までに各種水素ステーションを70軒前後建設し、燃料電池車の保有台数を1万台以上にするとした。山東省は、25年までに燃料電池車を累計1万台普及させ、水素ステーションを累計100軒建設するとした。広東省は、実証期間の最終年である25年までに燃料電池車を1万台超普及させるという目標を達成し、年間水素供給能力を10万トン超にし、水素ステーションを200軒超建設するとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月28日