2022年中国国際サービス貿易交易会(服貿会)が8月31日から9月5日まで北京で開催されている。海外の政界と実業界の関係者、専門家、学者は一様に、中国の服貿会開催が各国企業へビジネスチャンスを提供し、サービス貿易業者の交流や新しい提携企業を得るプラットフォームの構築を後押しする上、高いレベルの開放を堅持する中国の決意を反映しているとの見解を示した。中国の対外開放は世界各国の人々に幸福をもたらし、世界経済の回復と成長を共同促進することにつながる。
サービス貿易は国際貿易の重要な一部であり、国際経済貿易協力の重要な分野でもある。今年上半期の厳しく複雑な外部環境の中、中国のサービス貿易は引き続き目を引く実績を残した。商務部のデータによると、今年上半期の中国のサービス輸出入総額は前年同期比21.6%増の2兆8910億9000万元だった。海外ウォッチャーは「中国のサービス」の国際競争力がさらに強化されつつあると見ている。
シンガポール国立大学ビジネススクール・ガバナンスおよびサスティナビリティ研究所ディレクターの盧耀群(Loh Yeow Khoon)氏は、中国のサービス貿易が上半期の悪い外部環境による影響を克服し、予想以上の実績を得たことが、国民経済システムのファンダメンタルズの実力を反映していると述べた。
ケニアの国際問題学者カベンス・アルデシール氏は、発展途上国でも先進国でも経済成長におけるサービス貿易の役割がますます大きくなっていると語った。中国の経済成長は、世界経済の回復を駆動および加速させる潜在力があり、中国とアフリカの経済協力にも強大な動力を注入することになるとしている。
英国48グループクラブ会長のスティーブン・ペリー氏は、過去数十年にわたる中国の対外貿易の勢いは強く、サービス業の急速な発展が重要な原動力の一つになっていると分析した。中国は現在、世界のサービス業先進国の一つであり、サービス業従事者の割合も高く、業界に関する話題が絶えず、サービス業が若者の主要な就職先にもなっている。
韓国キョンギ大学教授の劉子陽氏は、今日の開かれた世界において開放と協力は歴史の流れに沿っており、互恵とウィンウィンは人心の向かうところだと述べた。
服貿会、輸入博覧会、広州交易会、広州交易会、消費品博覧会など、中国は開放協力プラットフォームを立ち上げ、世界と機会を共有しながら未来を共に創造している。海外ウォッチャーは、中国が開放的な協力を推進し、共同発展の実現を図る積極的な提唱者、確固たる行動者であり、中国の開放措置がより多くの恩恵をもたらすとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月3日