香港中華輸出入商会会長の林龍安氏は、香港の実業界が「一帯一路」の建設に自信を持っていると述べた。香港は新しい一章を切り開くことに力を注いでおり、「一帯一路」の各プロジェクトにより実践的に参与する見通しだ。
アパレルメーカーの聯泰集団で行政総裁を務める陳亨利氏は、「我々は内陸部ブランドが台頭する『黄金時代』を捉え、内陸部ブランドと共に海外進出を目指す」と話した。
中央政府駐香港連絡弁公室主任の駱恵寧氏は座談会で、今年7月1日以降、中央政府の関連部門と地方政府が香港地区の発展を支援するための重要な政策を新たに打ち出し、香港地区に大きな利益をもたらしていると述べた。
こうしたメリットのある政策は商工業界の関係者を奮い立たせている。中銀香港は座談会で、人民元クロスボーダー業務の革新や東南アジア地域の人民元市場の構築を進め、金融市場の相互連結を促進する方針を示した。ジャーディン・マセソンは香港地区での事業拡大、支店の増設、社員研修の強化を続け、設備更新に投資し、競争力の向上を目指す。香港電訊は北斗衛星導航系統を現地で応用し、スマートシティや人工知能の関連プロジェクトを模索しながら香港地区のデジタル経済発展を促進する。
香港特別行政区行政長官の李家超氏は挨拶で、特区政府が引き続き主体的に関連業務を推進する方針を示した。企業と専門サービスの交流プラットフォームを構築し、香港の企業と専門サービス業の「一帯一路」建設への積極的参与を促進することで、国際的な競争力と影響力を高め、国家と香港地区のために新たな貢献を果たす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月25日