国家発展改革委員会革新・ハイテク発展司の張志華副司長は26日の会見で、中国の新型インフラの建設はすでに初歩的な成果・効果を手にしており、全体的に3つの「加速」で概括できると述べた。
情報インフラの高度化の加速。ネットワーク設備を見ると、移動通信は「4Gの並走」から「5Gのけん引」に移り変わった。次世代インターネット技術の応用が加速し、ネットワークの規模と応用水準で世界トップになっている。宇宙設備を見ると、すでに衛星リモートセンシング、衛星通信・放送、北斗測位の3大システムでつくる国家民間用宇宙インフラ体系を初歩的に構築しており、連続的かつ安定的な業務サービス能力をつけている。
融合型インフラの設置の加速。立体型スマート交通体系の構築が加速しており、無人埠頭や自動運転などの交通運輸の新形態が次々と登場している。90%以上の空港がペーパーレスの便利でスムーズな移動を実現しており、スマート施設が各業界に進出している。
革新型インフラの最適化の加速。中国はすでに体系が比較的整った重大科学技術インフラを完成させている。建設を計画した77件の国家重大科学技術インフラのうち32件がすでに完成し稼働しており、一部の施設が世界先頭集団に入っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月28日