中国物流購買連合会は5日、9月の中国コモディティ指数を発表しました。データによりますと、指数は引き続き回復しており、現在の国内コモディティ市場(商品先物市場)は安定を保ちつつ徐々に好転する傾向がいっそう明らかになっているということです。
9月の中国コモディティ指数(CBMI)は103.1で、先月より0.8ポイント上昇し、2021年5月以降の最高を記録しました。サブ指数の中で、販売は引き続き上昇し、供給は下げ止まって回復しはじめ、在庫は下落しました。
専門家は、「現在の中国経済の動きは全体的に安定を保ちつつ好転しており、製造業とインフラ整備は引き続き需要の増加をけん引するだろう。短期的にはコモディティ市場の需給はほぼ均衡を保ち、依然として在庫削減の段階にある。10月にもコモディティ市場は引き続き回復基調を維持する見通しで、商品価格にはまだある程度値上げの余地がある」との見方を示しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年10月7日