自動車製造の自動化の需要が旺盛、産業用ロボット上場企業が受注を獲得

中国網日本語版  |  2022-10-17

自動車製造の自動化の需要が旺盛、産業用ロボット上場企業が受注を獲得。

タグ:自動車製造 産業用ロボット

発信時間:2022-10-17 13:42:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 迈赫股份や埃夫特などの産業用ロボット業界の上場企業がこのほど、自動車自動化生産ラインの重大プロジェクトを受注した。新エネ車業界は今年に入り生産拡大を急いでおり、産業川上・川下の自動化生産・製造への依存度が上がっている。業界関係者によると、産業用ロボット市場の需要が好転している。技術力と製品の質の持続的な向上に伴い、産業用ロボットの市場規模が持続的に拡大する見通しだ。


 中国の産業用ロボットの市場規模は近年急速に拡大し、世界最大の産業用ロボット市場の地位をしっかりキープしている。工業・情報化部のデータによると、昨年のロボット全業界の売上高は1300億元以上だった。うち産業用ロボットの生産量は2015年比で10倍増の36万6000台にのぼった。


 新エネ車などの業界の旺盛な需要を受け、関連する上場企業が業績成長を迎えた。


 産業用ロボットと自動化のリーディングカンパニーである双環伝動は11日に開示した第1-3四半期業績予想の中で、第1-3四半期の親会社株主に帰属する純利益は前年同期比72.59-81.42%増の3億9100万元から4億1100万元にのぼると予想した。


 国際ロボット連盟(IFR)の計算によると、中国の産業用ロボットの市場規模が近年拡大を維持しており、今年も引き続き拡大し87億ドルにのぼり、24年には110億ドルを超える見込みだ。


 業界関係者によると、現在は自動車及び3Cデジタル製品(コンピューター、通信機器、消費電子製品)からなる2大業界の産業用ロボットへの需要が旺盛で、将来的には化学工業や石油などの産業用ロボットの応用市場が徐々に拡大するという。


 産業用ロボット産業はソフトウェア、製造、プラン設計などの分野に跨る。業界関係者は、「自動車製造自動化の旺盛な需要のけん引を受け、システム統合の高い能力を持つ産業用ロボット企業が市場のチャンスを迎える。組立ロボットや溶接ロボットの自動車生産ラインにおける応用に、依然として大きな成長の余地が残されている」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月17日

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