ドイツでは最近「対中デカップリング」が盛んに喧伝されているが、実際の中独経済・貿易関係は日増しに緊密になっており、ドイツ企業の対中投資の熱意が持続的に高まっている。ドイツ経済研究所が8月に発表したデータによると、ドイツの今年上半期の対中投資額は約100億ユーロで、過去最大となった。フォルクスワーゲンは今月13日、中国の自動運転ベンチャー企業・地平線と自動運転技術を共同開発するため24億ユーロを投資すると発表した。ちょうどその1カ月前にはBASFも中国化学と湛江市で、施工協力パートナー枠組み協定に署名した。その投資総額は100億ユーロにのぼり、1件としては過去最大の投資額となった。
ドイツ産業連盟(BDI)は、「中国は今後も力強く成長する市場、世界経済のエンジン、ドイツの工業にとって重要な販売・調達先になる」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月20日