中国人民銀行(中央銀行)が発表した金融統計データによると、今年1-9月には、中国の人民元建て貸出が前年同期比1兆3600億元増の18兆800億元(1元は約20.7円)増加した。そのうち9月の増加額は前年同期比8108億元増の2兆4700億元だった。9月末現在、中国の人民元・外貨建て貸出残高は前年同期比10.7%増の216兆5500億元となり、人民元建て貸出残高は同11.2%増の210兆7600億元で、成長率は前月末を0.3ポイント上回った。
部門別に見ると、同期には住宅ローンが3兆4100億元増加し、そのうち短期ローンが1兆900億元増、中長期ローンが2兆3200億元増だった。企業・事業機関の貸出は14兆4800億元増加し、そのうち短期貸出が3兆2800億元増、中長期貸出が8兆6500億元増、手形貸し付けが2兆5千億元増、銀行以外の金融機関による貸出が224億元増だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年10月19日