広東・香港・マカオグレーターベイエリアの中山海中トンネルは21日、パイプの設置作業を終えました。2023年にドッキングが完了し、連結が実現する見込みです。
このトンネルは総延長6845メートルのうち、海中沈下部分の長さは5035メートルあり、パイプ32本と結合場所1カ所からなっています。これは世界で最長、幅も最も広いコンクリート製海中トンネルです。2020年6月に初のトンネル海中沈下作業が行われてからすでに計31本の沈下作業が終わり、長さは4867.8メートルになっています。
2024年の開通が予定され、広東省の深セン市から中山市までの所要時間が20分ほど減少することが可能で、区域の融合発展を促進できる見込みです。
「中国国際放送局日本語版」2022年10月24日