中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の報告書は、経済発展の重点を実体経済に置くことを堅持するとした。中国はこの10年に渡りマクロ調整、財政、金融などのマクロ政策の革新と改善に持続的に取り組み、実体経済を力強く支えた。専門家と学者は、今後はマクロ経済ガバナンス体系を健全化し、財政政策と金融政策の調整・協調を強化し、より効果的に実体経済をサポートし、より力強くマクロな大局に貢献するとの見方を示した。
北京国家会計学院財税政策・応用研究所の李旭紅所長は、「実体経済は一国の経済の礎だ。中国の実体経済は急速に発展し、製造業の規模で世界一を占めている。雇用安定、経済の競争力の向上、経済発展の促進などの面で多大な貢献を成し遂げている。うち財政や金融などのマクロ政策が実際経済のサポートで重要な力を発揮している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月26日