第5回中国国際輸入博覧会(輸入博)が予定通り11月5日から10日まで上海で開催される。輸入博の「友達の輪」は一段と大きくなり、「新たな友達」が一段と増えた。
今回の輸入博には145の国・地域・国際機関が出展、構成はより最適化され、代表性が高まった。そのなかには、先進国もあれば途上国もあり、後発開発途上国も含まれる。企業商業展には127の国と地域の企業が参加し、国家総合展には66の国と3つの国際機関が出展、その数はいずれも前回を上回る。
数字から、輸入博の魅力がますます高まっていることがわかる。企業展には世界トップ500社や業界のリーディングカンパニー284社が参加、その数は前回を上回り、リピート率は90%に迫る。多くの企業の出展面積は日増しに拡大し、数百平方メートルから千平方メートル以上まで拡大する企業が増加、今年は特設ブースの比率が前回を上回る96.1%に達する。
「新たな友達」も続々と増えている
「間もなく始まる輸入博でのデビューを楽しみにしています」。ノルウェー水産局中国大陸・香港地区担当の童安睿(Andreas Thorud)ディレクターは、「同局はノルウェーの水産物輸出企業8社と代表団を組織して参加する予定で、このグローバルな交易会を通じて、中国とノルウェーの水産物企業がより深い戦略的提携を結び、輸入博のチャンスを共有できるよう望む」と述べた。
今年は地域包括的経済連携協定(RCEP)発効・実施の最初の年であり、RCEP加盟国すべての企業が出展している。「一帯一路」沿線国や上海協力機構(SCO)からの出展数も前回より増加した。
このほか国家展には、ニカラグア・ジブチ・モーリタニア・コモロ・モザンビーク・コンゴ民主共和国・イラク・アイスランドの8カ国が初めて参加する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月4日