財政部の許宏才副部長は7日、財政部と上海市人民政府が共催した2022年中国国際公共調達フォーラムの席上で、「中国は常に公平な競争が展開される政府調達制度の構築に取り組み、政府調達のビジネス環境を持続的に最適化している。将来について、開放と協力は国際公共調達市場の共有の必然的な要求だ。中国は政府調達分野の高水準の対外開放に積極的に取り組む」と述べた。許氏の発言の要旨は下記の通り。
中国政府は政府調達のビジネス環境を持続的に最適化し、政府調達の透明度を上げ、政府調達分野の公平な競争を妨げる規定とやり方を全面的に整理し、法律に基づきサプライヤーの合法的な権益を守っている。政府調達の市場規模が持続的に拡大し、2002年の1009億元から21年の3兆6399億元に拡大し、財政支出に占める割合もこれに応じて4.6%から10.1%に上がった。中国の政府調達は公開と透明、公平な競争の原則を堅持し、国内外企業による政府調達競争への公平な参加を保障する。
中国は確固不動の姿勢で対外開放戦略を堅持し、政府調達分野の高水準の対外開放に積極的に取り組む。中国は政府調達分野の対外交流及び協力を持続的に掘り下げ、国際協力プラットフォームの建設を強化し、政府調達制度の国際共通ルールとの合致を急ぎ、中国企業の国際公共調達市場への参加の水準を高めている。中国側は各国と共に公平な競争が展開される、互恵・ウィンウィンの国際公共調達大市場を建設し、協力・ウィンウィンの成果をより多くの国と人々に届けることを願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月8日