中央財経委員会弁公室の責任者は新華社などの記者からの質問を受け、中央経済工作会議の精神の学習・貫徹・実行をめぐり、現在の経済に関する注目の問題に回答した。
来年の中国の経済運行は全体的に回復
質問:来年の中国経済の動きをどう見るか。
回答:総合的な研究・判断によると、来年の世界経済の成長率は大幅に低下する可能性があるが、中国経済は全体的に回復し、単独で上向く見通しだ。
まず、感染対策の最適化が経済回復に重大かつ積極的な影響を及ぼす。来年上半期、特に第2四半期に社会の生産・生活の秩序の回復ペースが上がり、経済の活力が急速に引き出される。
次に、従来の政策と新たな政策が相乗効果を発揮する。今年すでに打ち出された、効果的な需要を拡大し構造最適化を促進する政策については、継続すべきものは継続し、最適化すべきものは最適化する。政策の効果は来年持続的に顕在化する。来年はさらに実需に基づき新たな政策と措置を打ち出す必要がある。従来の政策と新たな政策が同じ方向に力を発揮し、経済回復及び発展を積極的に促進する。
それから、基数効果だ。今年の経済成長は予想を下回り、客観的に今年の経済の基数がやや低くなる。来年は経済回復が正常に進めば、基数効果が来年の経済データに向け一定の支えを形成する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月20日