●9000社弱 活力あふれる専精特新「小巨人企業」
近年の一連の政策により、中国の「専精特新」(専門化・精密化・特徴化・新規性)中小企業が持続的に発展している。専精特新「小巨人企業」を例とすると、2019年6月に認定された第1陣は248社だったが、現在はすでに第4陣・8997社に増加している。1社当たり有効発明特許件数は15.7件。専精特新企業はすでに先進製造業の高品質発展の重要な礎になっている。
●220万超 すべての県で5Gネットワークが普及
すべての村でブロードバンドが普及し、すべての県で5Gネットワークが普及した。これは農村部の情報サービス水準の向上を活き活きと示している。中国情報通信研究院がこのほど発表した「中国ブロードバンド発展白書2022」によると、中国はすでに世界最大規模で技術が最先端の5G独自構築ネットワークを完成させている。2022年9月末までに5G基地局を累計222万カ所完成・開通させている。5Gネットワークは全国のすべての地級以上都市の普及を基礎とし、さらに全国すべての県都及び重点郷・鎮に拡大した。5Gネットワークの県フルカバーを実現した。
●1億kW超 再生可能エネルギー発電設備容量がさらに拡大
高い山でも広い海でも再生可能エネルギープロジェクトが完成し、稼働開始している。グリーンな発展に原動力を与えている。データによると、2022年1-11月の全国の再生可能エネルギー発電新規設備容量は前年同期比2815万kW増の1億1369万kW。電力生産がグリーンな発展の流れを維持した。
国家能源(エネルギー)局新エネ・再生可能エネルギー司の王大鵬副司長によると、第14次五カ年計画期間(2021-25年)に、再生可能エネルギーの高品質の飛躍的な発展を促す。生産については、発展方法を最適化し、再生可能エネルギーを大規模開発する。技術については、イノベーション駆動を堅持し、再生可能エネルギーを高品質で発展させ、中国の再生可能エネルギー産業の国際的な競争力を持続的に強化する。
●7兆1000億ドル デジタル経済の旺盛な原動力
ロボットアームがスマート生産ライン内で工業「ブレーン」の指示を正確に実行する。自動運転小売車が産業団地内を走る。総合性気象観測装置が天気の細かい変化を感知する。宅配小包が2層交差ベルト仕分け設備でスムーズにスキャンを受け、仕分けされる。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能が現在、工業、エネルギー、医療、交通、教育、農業などの業界に急速に浸透している。デジタル経済が大きな活力を放っている。
中国情報通信研究院がこのほど発表した「世界デジタル経済白書(2022年)」によると、中国の2021年のデジタル経済規模は7兆1000億ドルで世界2位。インダストリアルインターネットが国民経済の45の大分類で導入され、産業規模が1兆元の大台に乗った。
計算によると、中国のデジタル経済規模は2012-21年の間に11兆元から45兆元超に増加し、その対GDP比は21.6%から39.8%に上がった。
多くの海外メディアは、デジタル経済の力強い発展が中国の経済発展の新たな強みになりつつあると見ている。スペインのウェブサイトは、「中国は世界でデジタル化の程度が最も高い国の一つだ。感染症による変化を迎えた中国は再び、その大規模なデジタル変革により迅速に反応する能力を示した」と伝えた。
情報によると、関連部門は第14次五カ年計画期間にデジタル経済の基幹技術の難関攻略の取り組みを強化し、デジタルの産業化を急ぎ、経済・社会の高品質発展を支える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月2日