未来に向けて、中国は人々を中心とする考え方を堅持し、引き続き人々の生活水準向上を図り、今後15年間で中間所得層を8億人超にする方針だ。また、大規模市場の持続的発展を促進し、国内大循環でグローバルな資源要素を呼び込み、国内外の市場と資源の連携効果を高め、貿易投資協力の質と水準の向上を図っている。これにより「大きな中国市場」は「世界の大きなチャンス」になりつつあると言える。
中国は今後、世界貿易機関(WTO)改革交渉に全面的かつ深く参与し、『環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)』と『デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)』への加盟を積極的に推進し、世界に目を向けた高水準の自由貿易区ネットワークを拡大、多くの途上国の発展加速をしっかりと支援する。これらはすべて、貿易・投資の自由化・円滑化をさらに推進し、国際的なマクロ経済政策の協調を促すものであり、各国が国際協力を深める機会を共有することで、世界の発展に向けた新しい原動力を共に育成するものでもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月2日