米連邦準備制度理事会(FRB)が現地時間18日に発表した経済報告「ベージュブック」によると、先月の報告以降に米国全体の経済活動は相対的に見て変化しておらず、今後数カ月も大きな成長はないという。
ベージュブックによると、物価高が引き続き消費者、特に低・中所得世帯の購買力を落とす。自動車販売は横ばいで、観光業が適度に成長し、製造業がやや下降する。各地の報告によると、サプライチェーン断裂の状況がすでに緩和している。また不動産市場の疲弊が続いている。銀行家は、「高い資金調達コストがすでに事業金融市場を抑制し始めている。エネルギー市場の経済活動は緩やかな拡大を維持し、農業の状況は全体的に変化が少ない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月19日