中国は過去5年間に渡り、世界の変動の加速、新型コロナウイルスの衝撃、国内の景気下降など数多くの試練を迎えたが、年平均5%以上の成長を実現した。
22年以降、感染拡大の多発や異常な高温などの予想を上回る要素の衝撃に繰り返し見舞われ、発展環境の複雑さ・厳しさ・不確実さが増した。中国のGDPは3%増で、成長率が低下したが失速はしていない。
康氏は、「ドイツが発表した通年の経済成長率の予想値は1.9%だ。国際通貨基金は、米国と日本の22年の経済成長率は2%未満と予想した。中国の3%という成長率は比較的高い」と述べた。
マクロ経済を支える重要指標を見ると、中国経済の「安定」の基礎は依然として堅固だ。
22年通年の固定資産投資額は57兆元を突破し、社会消費財小売総額は44兆元前後で安定し、物品貿易額が40兆元を突破した。食糧生産は8年連続で1兆3000億斤(1斤は500グラム)以上で安定している。都市部新規就業者数は1206万人、全国の消費者物価指数は2%上昇で、年末の外貨準備高は3兆1277億ドルで世界一をキープした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月18日