深セン香港間陸路税関はこのほど、通関の通常業務を全面再開した。香港と内陸部を結ぶ最も歴史のある「第一税関」の羅湖税関から、2020年にオープンし最近初めて旅客輸送通関サービスを開始した蓮池/香園囲税関まで、ホームは大変混雑している。周辺の多くの業者は、最近、深セン香港間を往来する観光客は増えており、ビジネスも好調だと話した。粤港澳大湾区では、強い消費ブームが経済成長に自信と原動力を与えている。

　一年の計は春にあり。感染症対策と経済・社会の発展をより統一的に手配し、需要拡大に力を入れるための一連の取り組みが共同で力を発揮し、「消費の馬車」は安定して、速く遠くまで走っている。消費熱が再び戻り、通年の経済の活性化の好スタートを切った。

　消費意欲を高め続けるには、消費を促す「コンビネーションパンチ」をしっかり打たなければならない。ここ数年は新型コロナによる感染症の影響を受け、消費市場が多くの圧力と試練に直面し、一部の市民に消費力低下や消費しにくいなどの状況があった。多くの措置をとり、雇用水準の安定と予期所得の向上を図ることにより、庶民の懐は膨らみ、企業は忙しくなり、物流・宅配業は活気づき、消費への自信が高まる。ビジネス環境を持続的に改善し、市場主体の活力を引き出し、複数手段で都市部と農村部住民の収入を高めることにより、消費市場回復の基礎は一層強固になるだろう。

　消費の回復は中国の景気回復に原動力を注入し、経済の安定的かつ健全な発展を効果的に支える。次のステップでは、新しいチャンスを掴み、新たな潜在力を掘り起こすことで、「消費の馬車」をより速く着実に走らせ、経済の安定化と回復を力強く後押しする。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年2月15日