中国式現代化は、中国の特色ある社会主義を堅持し発展させる過程で形成されたものだ。中国共産党は歴史の各時期において、中国の発展の歴史的段階と社会の主な矛盾を正確に捉え、社会の生産力の発展に合わせて生産関係を調整、経済基盤の発展に応じて上部構造を改善し、社会の生産力を解放・発展させてきた。
社会主義革命と建設の時期において、中国共産党は農業・工業・国防・科学技術の現代化実現という目標を打ち出した。中国共産党は改革開放と社会主義現代化建設の新時代に「中国式現代化」の考えを打ち出し、「三段階」の発展戦略を策定した。中国共産党第19回全国代表大会は、社会主義現代化強国建設のための「二段階」戦略を打ち出した。第20回党大会は、2020年から2035年までに中国は社会主義近代化を基本的に実現すると改めて示し、2035年から今世紀半ばまでに中国を富強・民主・文明・調和・美しい社会主義の現代化国強国にすると明確にした。
この過程で、中国共産党は社会主義現代化国家の建設について理解を深め、戦略を成熟させ、実践を充実させ続けてきた。特に第18回党大会以降、党中央委員会が新時代の中国社会の主な矛盾や変化がもたらした新たな要求を深く理解し、発展の不均衡や不十分といった問題の解決を推進、長年解決されていない多くの難題を攻略し、長期的な重要事項を実現させたことで、中国の経済力・科学技術力・総合的な国力・国際影響力は新たな大きな段階に飛躍した。中国式現代化は正しい道であるだけでなく、滑らかで安定した良い道であるうえ、客観的な経済規律を深く捉えるとともに社会主義の発展の流れに合致し、社会主義現代化強国の全面的建設に根本的な道を示したことは、実践が証明している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月18日