中国物流・調達連合会と企業が共同で実施した調査によると、今年2月の中国EC物流指数は前月比2.6ポイント増の107.2だった。9つのサブ指数が全面的に回復し、総業務量指数、農村業務量指数、実積載率指数、契約履行率指数、人員指数、コスト指数、在庫回転指数、物流時間対効果指数、満足率指数がやや上昇した。
農村EC物流業務量が増加を維持した。2月の農村EC物流業務量指数は前月比1.8ポイント増の114.3。地域別に見ると、全国のすべての地域の農村EC業務量が増加しており、東北部地区の伸び率が最大で、東部地区は全国平均水準を上回った。
供給側の各サブ指数は2月に前月の上昇の流れを維持した。うち物流時間対効果指数、契約履行率指数、人員指数の伸び率が上がった。人員指数は4.2ポイントと大幅に上がり、2021年の最高値を超え、過去3年で最高となった。実積載率指数とコスト指数の伸び率は前月をやや下回ったが、いずれも昨年の最高値を上回った。満足率指数は0.4ポイント増で、底打ちを実現した。コスト指数は2月に原油価格の小幅上昇に伴い0.8ポイント増となったが、前年同月と比べ累計で11.3ポイント増加しており、指数の発表が始まってから最高となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月13日