中国中小企業協会の最新データによりますと、2月、中小企業発展指数(SMEDI)は89.6と2カ月連続で上昇し、2021年8月以来の最高値となりました。
業種別指数も全面的に回復していて、サービス業指数の回復速度がリードしています。そのうち、社会サービス業、情報通信業、宿泊・飲食業、卸売・小売業指数はそれぞれ1.1ポイント、1.0ポイント、1.0ポイント、0.8ポイント上昇しました。
中小企業の稼働率も明らかに上昇しています。サンプル企業の稼働率の調査によりますと、2月、稼働率が75%以上の企業は53.60%を占め、前月から18.73ポイント上昇しました。
中国中小企業協会の馬彬常務副会長は「全体的に見て、新型コロナウィルス感染症の予防・抑制と経済・社会の発展がよりよく整備されることで、企業の生産・経営状況が改善している。また、生活サービス業の企業や個人事業主の困窮救済などの政策をさらに後押しし、国内オフライン展示会の再開推進を加速させ、企業の海外出展を支援しなければならない。同時に、越境EC、海外倉庫などの発展を促進し、中小企業のデジタル化モデル転換の推進を加速する必要がある」と分析しました。
「中国国際放送局日本語版」2023年3月12日