中国初の深海・遠洋浮体式洋上風力発電プラットフォーム「海油観瀾号」が26日、広東省珠海市の福陸埠頭から出発し、海南省文昌市沖に向かった。これは中国の深海浮体式洋上風力発電基幹技術の重大な進展を象徴し、洋上油ガス開発が「グリーン電力時代」に向け重要な一歩を踏み出した。
海油観瀾号の設備容量は7.25MWで、全体の高さは200メートルを超える。中国初の活動海域が海岸線から100キロメートル以上離れた、水深が100メートル超の浮体式洋上風力発電プラットフォームだ。その完成と稼働開始は、中国の風力発電開発の浅海から深海・遠洋への進出に向け確かな基礎を築いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月27日