中国汽車工業協会の関係者は、「新エネ車の製品力の持続的な向上により、ガソリン車の市場シェアの争奪が加速している。ガソリン車を主要製品とする合弁ブランドは値下げによる経営維持を迫られている」と指摘した。中国ブランドは近年、製品の性能向上、コストパフォーマンス、新エネ注力などの各種手段により、合弁ブランドの市場シェアの争奪を続けた。合弁自動車メーカー、特に一部の2級ブランドが経営難に陥った。データによると、今年2月の中国ブランドの乗用車市場シェアは52.8%にのぼり、その一方で合弁ブランドのシェアが大幅に低下した。この流れを受け、主にガソリン車に依存する合弁ブランドが値下げによる販促を展開するのも理解できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月27日